平成30年度 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 14 62 54 118 186 365 952 1,205 551
 上白根病院は、神奈川県横浜市西部医療圏に属し、総人口約111万人(2010年)の大都市型二次医療圏であります。その中でも、当院のある旭区につきましては、2015年をピークに将来推計人口が減少傾向にあり、2025年には65歳以上の方が5割を超える見込みとなっております。また、2035年には生産年齢人口(15歳から64歳まで)が54.6%に対して、高齢者人口・後期高齢者人口(65歳以上)が57.9%と、人口割合が逆転されることが見込まれております。
 当院、平成30年度の退院患者年齢構成としましては、70歳以上の割合が77.2%、80歳以上の割合が50.1%と年々増加傾向にあり、地域の高齢化が患者層にも如実に表れており、将来推計人口の推移を辿っております。
 肺炎は今や自院のみならず、がんや脳卒中などに切迫する死因として捉えなくてはいけない状況にございます。当院では、内科領域における、消化器科、呼吸器科に力を注いでおり、体制を強化することによって、地域の動向に即した医療体制の実現を目指しております。
 今後も地域の先生方や介護施設との連携を深めるとともに、当院の理念でもある「地域の中心となる病院として、いつでも安心できる医療を心を込めて提供する」ことに力を注いでまいります。また、地域の特性上、大学病院やがんセンターなど、機能の異なる病院が集まった地域でもあるため、自院の立ち位置を明確にすると共に、地域の診療所、クリニックの先生方と連携をさせていただき、地域に根差した連携拠点病院となれるよう尽力してまいります。
 地域の皆様に医療や介護が必要になったとき、最適な環境が提供できるよう当法人の「あんしんネットワーク」で支えていくことをコンセプトとしております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 238 17.34 20.92 7.98 85.85
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 102 3.74 2.67 0.98 70.26
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 101 12.82 12.58 2.97 81.68
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 80 14.54 17.66 7.50 85.45
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 71 10.82 10.08 1.41 83.23
 平成30年度の内科入院患者数は誤嚥性肺炎が最も多く、これにポリープ切除などの大腸内視鏡治療、尿路感染症、心不全、胆道系感染症が続きました。誤嚥性肺炎の患者さまは認知症や脳血管障害による嚥下障害を合併している方が多く見られました。大腸内視鏡を除けば平均年齢80才以上の高齢者で、心血管、脳、整形外科疾患の合併が多く、入院後は、ひとりひとりの病態に合わせた治療、リハビリを行い、退院後の在宅復帰への支援、リハビリ施設への転院介入にも力を入れております。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 53 5.15 4.96 0.00 69.38
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 28 7.64 8.95 3.57 70.46
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 23 4.48 5.49 0.00 38.00
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 23 6.39 6.52 0.00 71.78
060035xx0101xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 21 20.14 30.09 4.76 77.62
 外科領域で入院、手術治療を要するものは消化器疾患が中心となります。
 地域に密着した急性期病院として虫垂炎や急性胆嚢炎、腸閉塞の入院、緊急手術症例を積極的に受け入れています。手術症例では患者さまにストレスの少ない腹腔鏡手術を積極的に導入し、平均在院日数でも全国平均に比較し短縮が得られております。
 悪性疾患では胃癌・大腸癌を中心に腹腔鏡手術や化学療法など集学的治療を行っております。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 151 30.44 26.30 16.56 83.76
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 85 21.08 19.61 15.29 81.56
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 35 7.83 5.68 5.71 62.37
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2なし 18 19.94 19.32 16.67 83.00
160850xx02xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 関節鏡下靱帯断裂縫合術 指(手、足)その他の靱帯等 14 3.79 4.99 0.00 56.50
 骨折は非常に多い疾患ですが、当科では股関節大腿近位骨折に対するご高齢の患者さまが多く、平均年齢が83.76歳と超高齢な患者構成になっております。近年、内科的合併症(心疾患など)を持った患者さまが増加傾向にあるため、内科医・麻酔科医と連携し、安全に手術が出来る体制を整えておりますが、全国の平均在院日数が26.30日なのに対し、当院は30.44日と4.14日長くなっております。高齢化に伴う退院調整の困難さも要因と考えられますが、急性期医療からポストアキュートに移行するタイミングを見極め、地域包括ケアシステム(竹山病院)との連携を密にする必要性があります。医療の役割分担を明確にするとともに、地域に即した医療提供を目指しております。
 次いで、当科ではご高齢の患者さまの圧迫骨折が多くなっております。胸椎・腰椎圧迫骨折は脊椎圧迫骨折の一種で、外部から加えられた圧迫する力によって脊椎の椎体と呼ばれる部分が潰れてしまうことによって起こる病態です。頻度としては、第11~12胸椎と第1腰椎の移行部に多発するとされております。圧迫骨折は基本的には骨の強度(密度)が低下している高齢者や女性に多いと言われております。基本的な治療法は、保存治療となりますので、コルセットを着用し骨が形成されるまで患部の固定と安静が必要です。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030410xxxxxxxx めまい(末梢前庭以外) 26 2.88 4.84 0.00 66.62
010060×2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 22 16.91 16.18 22.73 73.91
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 14 15.21 18.72 21.43 78.00
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 12 7.00 7.35 0.00 79.50
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 11 8.45 7.28 0.00 81.00
 地域の二次救急病院として、脳梗塞や脳出血などの脳卒中、頭部外傷、てんかん発作、めまいや頭痛などの疾患を広く診療しております。
 脳卒中は急に発症する疾患で、意識障害や半身の麻痺・痺れ、呂律障害などの症状を起こします。診断と治療は時間勝負で、当院では早期診断、早期治療を心がけております。また早期よりのリハビリテーションも当院の特徴です。頭部外傷では、最近は高齢者の外傷患者が多く、特に抗血小板薬や抗凝固薬などの血液をサラサラにする薬を内服されている患者さまには、積極的な検査を行っております。また慢性硬膜下血腫についても、手術治療を行っております。めまいについては、頭位変換性めまいなどの内耳性めまいが多い傾向がありますが、時に脳梗塞や一過性脳虚血発作、不整脈や心臓弁膜症など、専門的な治療が必要な患者さまが含まれており、積極的に入院治療を行っております。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 392 1.57 2.84 0.00 77.81
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼 23 2.35 5.39 0.00 80.65
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 19 2.11 3.15 0.00 79.84
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 10 3.40 7.05 0.00 72.20
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり片眼 6.16
 現在当院では、医師交代に伴い診療体制を再編しております。そのため手術日等が変更となり、ご迷惑をおかけしております。
 白内障手術は、昨年度までは全例入院での手術を行っておりましたが、今年度より日帰り手術を行うようにしております。全身状態不良や認知症などにより手術中の安静が保てないと判断された方は入院の上、全身麻酔での手術にも対応いたしております。
 今後も、地域の皆様のQOV(Quality Of Vision:見え方の質)向上に貢献できるようスタッフ一同、努力して参ります。よろしくお願い申し上げます。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 12 20 1 6,7
大腸癌 23 21 1 6,7
乳癌 1 6
肺癌 1 6,7
肝癌 1 6
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
 当科は横浜市立大学医学部外科治療学教室の関連施設として、主に消化器外科領域の専門医による診療を行っております。同教室の関連施設である神奈川県立がんセンターとも連携し、最新の知見をもとに、それぞれ背景の異なる患者さまに最適な治療(手術療法および化学療法)を提供いたします。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 10 7.30 53.40
中等症 113 14.37 80.32
重症 45 18.09 86.20
超重症 16 16.50 86.13
不明
 市中肺炎とは病院外で生活していた人が罹患する肺炎で、意識障害、低血圧、高齢者、脱水の有無、低酸素血症をもとに重症度を判定しております。軽症肺炎であれば在院日数も1週間程度ですが、当院では中等度以上の肺炎が90%以上で在院日数も2週間以上を要しております。また重症、超重症患者さまの平均年齢は85才以上であり、高齢になるに従い肺炎が重症化しやすい傾向にあり早期の対応、診断が必要です。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 95 22.73 78.94 20.00
その他
 脳梗塞は、脳の動脈が突然詰まることにより、急に意識障害や半身の麻痺・痺れ、呂律障害を起こす疾患です。いわば脳が窒息した状態であり、診断と治療は一刻を争うものです。当院では、脳神経外科、脳神経内科、リハビリテーション科がチームを組み、迅速な診断と治療を心がけ、積極的な早期リハビリテーションを行っております。リハビリテーションは、運動機能の回復を目標とした理学療法や、日常生活動作能力・高次脳機能障害の回復を目的とした作業療法、言語機能や摂食機能の回復を目的とした言語聴覚療法など、総合的に機能回復をめざしたリハビリテーションを行っております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 114 1.29 2.20 0.88 70.82
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 66 4.55 11.42 6.06 83.41
K654 内視鏡的消化管止血術 35 3.11 16.51 14.29 70.94
K533-2 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 11 2.73 8.91 9.09 68.27
K6851 内視鏡的胆道結石除去術(胆道砕石術を伴うもの) 10 2.20 8.00 0.00 85.80
 当院では、スクリーニングの大腸内視鏡検査時に院内での規則に則り、その場でポリープを切除しております。また、上記基準よりも大きいポリープなどは、後日入院下での切除を行っております。
 地域がらもあり、当院へ来院される患者さまに消化器内科の疾病が多く、可能な限り緊急内視鏡を実施しております。胆管ステント挿入によるドレナージや内視鏡止血術などを中心に行っております。
 その他、外来や近医の先生方より内視鏡治療依頼を受け、待機的にERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)による総胆管結石の加療、癌などによる閉塞性黄疸の加療、早期胃癌に対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)、食道静脈瘤に対してのEVL(内視鏡的静脈瘤結紮術)、大腸ポリープに対してEMR(内視鏡的粘膜切除術)などを行っております。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 52 1.08 3.38 0.00 69.69
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 50 1.24 5.28 0.00 70.10
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 23 0.57 2.91 0.00 38.00
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 20 5.10 15.50 5.00 78.00
K714 腸管癒着症手術 10 2.70 13.20 10.00 81.80
 当院では良性疾患(鼠径ヘルニア、急性虫垂炎、急性胆嚢炎)に対して患者さまにストレスの少ない腹腔鏡手術を積極的に導入しております。
 悪性疾患では全国的な傾向と同様、大腸癌が増加しております。当院では消化器癌においても腹腔鏡手術を積極的に行っておりますが、高齢化に伴い進行癌として発見されるものも多く、依然として開腹手術も多く行われております。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 108 4.64 24.21 12.96 81.07
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 63 5.65 21.89 19.05 82.17
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 43 3.00 12.79 6.98 63.23
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕,下腿) 27 1.15 1.96 3.70 57.15
K0463 骨折観血的手術(鎖骨,膝蓋骨,手(舟状骨を除く),足,指(手,足)その他) 16 2.19 16.75 12.50 62.31
 当科では、股関節大腿近位骨折に対して、骨折観血的手術・人工骨頭挿入術がおこなわれております。疾患に対して、在院日数が全国平均よりも長い傾向にありますが、超高齢者が多く内科的合併症(心疾患など)を持った患者さまが増加傾向にあるため、内科医・麻酔科医と協力し、安全に手術出来るような体制を整えております。股関節大腿近位骨折とは股関節の骨折でありますが、骨折した部位や状態によって手術手技が異なります。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術
 慢性硬膜下血腫は、軽微な頭部外傷をきっかけに、脳の表面に微量の出血と脳脊髄液が溜まり、その血腫が脳を圧迫して傾眠などの意識障害や半身麻痺などの症状を起こします。高齢者の増加に伴い、慢性硬膜下血腫の患者さんが増加しております。特に脳梗塞や心筋梗塞などの基礎疾患がある方は、抗血小板薬や抗凝固薬などの薬を内服されている場合が多く、出血性の合併症が増えております。当院では慢性硬膜下血腫の手術と早期のリハビリテーション、肺炎などの合併症予防を行っております。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 408 0.00 0.60 0.00 77.99
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 15 0.00 1.00 0.00 78.07
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 15 0.47 2.60 0.00 73.20
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 11 0.09 1.00 0.00 73.36
K279 硝子体切除術 6 0.00 1.83 0.00 81.67
 白内障は水晶体というレンズに相当する部分が濁ることにより、見えにくさを来す疾患ですが、症状を改善させるには手術が必要になります。
 当院の手術は、白内障手術(昨年度は約400件程度)を中心に硝子体手術(網膜剥離・黄斑前膜・黄斑円孔・増殖糖尿病網膜症など)を積極的に行っていく方針です。白内障手術は、今年度より日帰り手術を行っております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一 12 0.34
異なる 10 0.28
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる
 敗血症は感染によって発症した全身性炎症反応症候群です。体温、心拍数、呼吸数、白血球数をもとに診断し、菌血症、病原微生物の毒素の検出、エンドトキシン血症が証明されれば確実となります。肺炎、腹膜炎、肝胆道感染症、尿路感染症などが当院の敗血症の原因となっております。
更新履歴
2019.9.27