眼科医長
熊中 万里子 (くまなか まりこ)
眼科
略歴 | 山梨大学 |
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白内障、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性などの検査や治療を中心に眼科一般疾患に対応しております。
眼の病気はほとんど治療を要さないものから適切に治療をしないと失明に至るものまでさまざまな病気が存在します。『最近、見えにくいかな』とか『飛蚊症が増えた気がする』など小さな症状でも大きな病気が潜んでいる(大きな病気の前触れの)こともありますので、気になるときは、是非、一度、受診してください。
また、初期の糖尿病網膜症や緑内障のように症状がなくても治療や経過観察が必要な病気もあれば、結膜下出血や生理的な飛蚊症のように症状があっても治療が必要ない(治療法のない)病気もあります。なるべく患者様には納得いただき、満足いただける診療を提供したいと思っておりますので、病気や検査、治療などについて何か疑問や不安があるような時は、小さいことでも構いませんので、なんでもご相談ください。
水晶体というカメラのレンズに相当する部分が濁る状態です。水晶体の濁り方により、視力低下、霧視(かすむ)、羞明(まぶしい)、近視化(もともと遠方がよく見えていたのに遠方が見えにくくなってくる)といった症状がみられるようになります。進行を抑える点眼を行うこともありますが、白内障が進行し生活に不自由が出るような場合は濁った水晶体を取り除き、きれいな人工のレンズ(眼内レンズ)を挿入する手術(水晶体再建術)を行います。
当院での白内障手術は日帰りでの手術を行っております。両眼の場合、片眼の手術の後、約2週間してもう片眼の手術を行っています。
通常は点眼による局所麻酔で15〜30分程度の手術になりますが、認知症が強く安静が保てないような患者様に対しては全身麻酔下による手術を行っています。使用する眼内レンズは通常の保険診療で焦点が1か所の『単焦点眼内レンズ』になります。
また、手術の後に乱視の影響が出そうな患者様には積極的に乱視矯正機能のある眼内レンズ(トーリック眼内レンズ)を使用しています。トーリック眼内レンズは乱視の軸に合わせてレンズを眼の中に固定する必要がありますが、乱視軸を手術顕微鏡内に投影することで、より正確に乱視矯正することが可能なVERIONという器械を当院では使用しています。トーリック眼内レンズで必ず乱視が全く無くなる訳ではありませんが、なるべく乱視による術後の見えにくさが出ないように努めています。
白内障による見えにくさで不自由がでてきた時ですが、あまり進行すると、手術が大変になったり、急性緑内障発作の危険が高まることもありますので、適切なタイミングで手術をすることが大切です。また、遠視や近視・乱視が強く裸眼での見え方が不良な患者様は、白内障の手術で眼内レンズによって遠視・近視・乱視を調整することで、裸眼の見え方が改善し、生活が楽になることが期待できるため、早めの手術をおすすめすることがあります。
症状によっては他院へ紹介し、治療して頂いています。
現在は他院へ紹介し、治療して頂いています。
現在、白内障手術(単焦点眼内レンズ、乱視矯正トーリック眼内レンズ)、外眼部手術(霰粒腫、翼状片など)、硝子体手術(糖尿病網膜症、硝子体出血、黄斑上膜、黄斑円孔、網膜剥離など)、抗血管内皮増殖因子(VEGF)、抗体硝子体注射(糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性、近視性新生血管など)、ステロイド硝子体・テノン嚢下注射、などの治療は当院で対応可能ですが、疾患や病状によっては近隣の大学病院等にご紹介させていただく場合もございます。
視能訓練士が常在しています。
白内障手術は現在、2か月程度の待ち期間をいただいておりますが、自動車免許の更新が近いため、手術を済ませたいなどの理由のある方は、臨時で早めにできる場合がありますので、ご相談ください。
現在、予定されている休診はありません。
2階外来B
※月曜日午後は、処置があるため、予約制となります。
※木曜日第1・3・5週と金曜日第2・4週は、手術のため休診となりますが、緊急の場合やお困りの場合は手術終了後に対応出来ることがありますので、眼科外来までご相談ください。(上記日程で手術がない場合は診察を行う場合があります。)
急遽、担当医が変わる場合がございますのでご了承ください。■ は女性医師です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 |
熊中 万里子 |
熊中 万里子 |
山田 香代子 |
熊中 万里子 |
熊中 万里子 |
熊中 万里子 |
午後 |
熊中 万里子 |
熊中 万里子 |
熊中 万里子 第2・4週のみ |
熊中 万里子 第1・3・5週のみ |
眼科
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