栄養科は現在管理栄養士4名と給食委託会社で構成され、管理栄養士は病棟担当制を導入しています。
NST活動も行っており、医師・看護師・コメディカル等との連携を密に図り、栄養ケア・マネジメントの充実を目標とし、「安心・美味しい食事の提供」「適切な栄養管理の実施」を目指しています。フードサービスは全面委託で、患者様の接触状況や嗜好を考慮し、献立の工夫や食事形態の調整等を行い、制限のある中でも美味しく喜ばれる食事を提供するように努めています。
理念
栄養科は全ての患者様に適切な栄養管理を実施するよう努める。患者様の栄養状態を的確に評価・判定し、心身の状態に見合う喜ばれる食事提供および栄養・食事教育を行い、疾病の早期治癒に向けて栄養改善に貢献する。
スタッフ構成(2024年7月時点)
有休や希望休も取りやすく、働きながら大学院への進学、糖尿病療養指導士やNST専門療法士等の資格取得など、スキルアップに向けての取り組みも行いやすいよう勤務調整します。
新卒・既卒等、入職者の経験値に合わせて対応し、給食管理・栄養管理・栄養指導・保健指導等の全般を担える人材を育成します。業務の習得状況を定期的に確認し、それに見合った業務を振り分けます。
日本健康・栄養システム学会の臨床栄養師研修施設に認定されており、日本健康・栄養システム学会の栄養サポートチーム研修の臨床研修(10時間)の受講が可能です。
それぞれの病院の方針や規模等にもよるかと思いますが、入職前は、様々な業務を経験できることと他職種間で顔が通じ会話が多いという印象を持っていました。
病院勤務は未経験でしたが、新卒同様に指導を受けさせていただくことができ、講義形式というよりは実際に経験しながら学ぶことができる環境であった点も興味を持った理由の1つです。
実際に入職して以降、給食担当、栄養指導担当と業務が固定することはなく、早期の段階で幅広い業務に携わることができたと感じています。また、栄養指導においては、患者担当制であり、1人の患者様の経過を継続してみることができる点もやりがいに繋がっています。
さらに、割り振られた担当や業務を自分で考え進めていく必要がある(スケジュールを自分で調整する)点、管理栄養士の人数が多くはないため時に負担が大きくなることはあると予想していましたが、その分比較的提案や相談をしやすいことは魅力に感じ、入職を希望しました。
自分の担当する患者様や受診者様が、栄養指導や栄養管理を通じて、栄養状態の改善、生活習慣病の良好なコントロール、興味関心の向上等、良い成果に繋がった時にやりがいを感じることが多いです。私自身の指導スキルや知識の面からうまくいかないことも多々ありますが、患者毎に病態や生活が異なり、個別に対応していく必要があることも管理栄養士として視点を増やす面白さがあると思っています。
また、入院中の給食提供においては、委託会社のスタッフと協力して献立の調整や衛生管理等に取り組んでいるため、食事を楽しみにしてくださることや美味しい等の患者様からの声や手紙をいただいた際に嬉しく感じます。
これまで様々な方に関わってきて、「管理栄養士と話す機会がなかった、もっと若い時に気を付けるきっかけが欲しかった」等のお声を聞いたことがあるため、何か食事に関して困っていることや食事の大切さを知る機会が少なかった方に多く関わり、気軽に相談していただける関係性を築きたいと心がけています。
また、他職種の専門性や視点にも関心があるため、さらに深くコミュニケーションをとり協力していきたいと思っています。
当院は、入職時の経験の有無に関わらず、資格を活かして働きたい意欲をお持ちの方やプライベートと両立したい方に働きやすい環境だと思います。管理栄養士の視点や経験を活かし、地域の皆様へのよりよい医療の提供や栄養科の発展にご協力いただけると嬉しいです。
日曜・祝日以外は随時受け付けております(土曜日可)。問い合わせフォーム または 電話 にてお申し込みください。
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