医療福祉相談室(医療ソーシャルワーカー)

部署の概要

患者さんと家族の安心安全を確保するために、ソーシャルワーカーの視点で必要なことをすり合わせて最善の策を考えられるよう、支援を進めていくことが求められます。

部署目標は「依頼を断らないこと」。様々な相談がよせられるため、よく吟味して対応しています。現在は、院内の退院支援がメインですが、地域包括支援センターや近隣の訪問看護ステーションへ足を運び、顔が見える関係と連携のとりやすい病院を目指していきたいと考えています。
また、ケアマネジャーとも出来るだけ多く関わり連携強化を図り、情報共有やスムーズに支援を進められるようにしています。

部署は5名体制で、入退院支援看護師2名、医療ソーシャルワーカー3名です。
声をかけやすく、話がしやすい環境で、アットホームな職場です。
新卒:中途=2:3の割合で、病院や施設など様々な場所で経験を積んでから、入職される方もおります。

新入職員に対しては、担当病棟はつけず、個人の能力や適性を見てどの病棟が望ましいのか、またどのような仕事をメインにやっていただくか、検討していきます。
いきなりケースを一人で持つことはなく、一緒に一つのケースで動きながら当院のやり方をお伝えしていきます。病院側と家族側の間に挟まれる場面が多く大変な部署ですが、何かあれば部署のみんなで共有し、気持ちを分かち合える・相談しやすい環境です!

業務の紹介

  • 退院支援
    転院、入所相談、書類の準備。患者本人の状況・ADLと家族の意向を確認しながら、医師や看護師をはじめ多職種で情報共有して進めていきます。
  • 在宅退院への支援
    退院に向けての介助や栄養指導の設定、在宅サービスとの連絡・調整など。患者だけでなく家族の気持ちにも寄り添い、心のケアも行います。
  • 療養中の心理的・社会的問題の解決、調整援助
    複合的に絡み合う不安や悩みを聞き、心理的にまた必要なサービス・公的支援の案内をします。インフォーマルサービスの提案、医療費や入所費などの費用についての相談、アドバイスなど。
  • よろず窓口
    退院支援だけなく、自宅や次の生活の場を見据えて、患者や家族が希望する社会復帰に近づけ支援を行います。
  • 社会復帰支援
    誰に相談をしたらよいのか分からない内容を聞き、適切な部署へつなぎます。入院だけでなく、外来患者の相談(介護保険や訪問診療への切り替え、日々の生活について)対応も行っています。

1日の業務スケジュール

  • 出勤、担当病棟の申し送り確認
  • 部署内ミーティング
  • IC同席や、リハビリ見学、家族との面談など
  • 休憩
  • カンファレンス参加
  • 患者との面談、情報収集
  • 転院、入所相談、家族との面談など
  • 記録作成
  • 退勤

研修や教育体制

  • 神奈川県医療ソーシャルワーカー協会の新人研修
  • 日本医療ソーシャルワーカー協会のスキルアップ研修
  • 部署内での勉強会(不定期)

1年目入職後は1週間ごとにスケジュールを管理し、何に取り組むのか明確にしてサポートしています。院内研修として、他部署や系列老健で研修(業務に同行)を受けていただき、全体の動きを知ってもらう取り組みも行っています。
部署内では指導項目ごとに対応するスタッフを分けて、全てのスタッフが教育プログラムに関わるようにしています。毎朝のミーティングで質問や確認事項がないか声掛け、定期的な業務の振り返り・面談を行い、不安や悩みを相談しやすい体制を整えています。

スタッフの声

医療ソーシャルワーカー Yさん(2017年入職/新卒)

上白根病院を選んだ理由(きっかけや決め手)を教えてください。

法人内に包括病棟や老健、特養、地域包括支援センターなどがあり、一体となって地域住民を支えることができる場だと考えたため。

仕事をしているうえでのやりがいは何ですか。

困難ケースが紐をほどくようにほつれていって、退院に向かって進めていけるようになったときや、面談の中で患者家族と話を共有し、心が穏やかな気持ちになれたときに、やりがいを感じます。

日頃気をつけていることはどのようなことですか。

患者、家族の強みを見つけることを心がけています。

求職中のみなさんへ一言

当院は、地域を支える二次救急の病院です。難しい疾患での入院は少ないですが、限られた入院期間で、どのように試行錯誤して退院支援を進めていくか、組み立てが面白い現場だと思っています。
また、うちの部署は笑いが絶えません!楽しむことをモットーに、ぜひ一緒に頭を悩ませながら、働くことができればと思っています。

よくある質問

介入方法はどのような仕組みですか。
担当病棟制になっており、スクリーニングをかけ介入が必要そうかどうか判断しています。それは個人のアセスメント力を向上できるようにするためです。
また、多職種から状況を聞き、介入が必要そうだと依頼を受けることもあります。
残業はありますか。
それぞれのペースで仕事を行うため、おおむね1時間くらい残業をすることもあります。個人でスケジュールをたてて動いています。繁忙期になると、残業が多くなる場合もありますが、早く退勤できるときは率先して帰るようにしています。
休みの取り方について
週休2日制を守れれば、休み方は自由です。ただ、病院の規定に従い、時間休は取れず、半日休みを取得することは可能です。業務調整ができていれば、連休を取ることも可能です。

病院見学

土曜日・日曜・祝日以外は随時受け付けております。問い合わせフォーム または電話にてお申し込みください。

募集要項

現在、募集はありません

2024/4/11更新

選考方法・応募方法

選考方法 書類選考、面接
応募方法 総務課採用担当まで電話連絡後、以下の書類をご郵送下さい。
提出書類 共通:履歴書(顔写真貼付)・職務経歴書
中途のみ:社会福祉士免許証の写し
新卒のみ:卒業見込証明書・成績証明書・健康診断書 
送付宛先 〒241-0002 神奈川県横浜市旭区上白根2-65-1
医療法人社団恵生会 上白根病院 総務課採用担当

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