2022年9月30日
ひかりが丘地域ケアプラザ・今宿西地域ケアプラザにて、当院リハビリテーション科の理学療法士が講師を務め、リハビリ出張講座を開催しました。
横浜市が開発したトレーニング「ハマトレ※」を通して、ロコモ予防について講義しました。参加者の皆さんと一緒に、ハマトレ動画にならって体操を行ないました。自宅で過ごす時間が多い時でも、体力が落ちないように、家の中で立ったり歩いたりする時間を増やすことや、スクワットなどで足腰の筋力を強める運動が大切です。
※「ハマトレ」はロコモを予防するため、横浜市が高齢者の「歩き」に着目して開発した「家の中でも簡単にできる」トレーニングです。
横浜市のサイトにて、ハマトレのYouTube動画が紹介されています。ぜひご活用ください。
今回は、「元気づくりステーション」というグループ活動の中で高齢者対象の体操中心としたサロンへ、介護予防の指導に行ってきました。
高齢者の間では、長期化するコロナ禍によって、フレイル(体の機能や能力が衰え、介護が必要な一歩手前となった状態)が増加傾向にあります。
フレイルとはどういう状態を指すのか、原因は何なのか、予防するにはどうすればいいのか(ハマトレ)、座学と実践を交えてお伝えしました。
フレイル予防の一つに、「社会参加(人とのつながり)」も重要とされています。
当院リハビリテーション科では、今後も高齢者の社会参加の場に積極的に足を運び、一人でも多く健康生活が送れるようサポートに努めてまいります。